はじめてのおるすばん (母と子の絵本 1) ・しみず みちを(作)、 山本 まつ子(絵) ・岩崎書店; 1972年 ・31p, 25 x 22 cm, ハードカバー |
要旨:初めて留守番をすることになった3歳のみほちゃん。静まり返った部屋の中で、一人母の帰りを待ちわびる みほちゃんをあざ笑うかのように、突然、玄関チャイムの音が鳴り響く。郵便受けから部屋を覗かれ、恐怖におののく みほちゃんに追い討ちをかけるように、玄関チャイムが三度鳴り響く...
評価:3歳の少女の恐怖が伝わる、全体的に暗い色調の古典作品。臨場感もあり、読んでドキドキするが、時代遅れの感が強い。現代では3歳児に一人で留守番をさせてはいけない。新聞集金人が郵便局員よりもマナーの悪い人物として描かれており、差別的なこともやや気になる。
5段階評価:☆☆☆並(時代遅れ;やや差別)
対象年齢:(3歳以上)
0 件のコメント:
コメントを投稿